IT業界も注目するeスポーツは、電子機器を使った競技の総称で、ゲーム形式ですが、通常のゲームよりも、競技や試合の要素が濃くなっているのが特徴です。優勝賞金のある大会を開催する等、エンターテイメントとしての側面も持っています。
eスポーツ業界で働くエンジニアには、ゲームプログラマーだけでなく、R&Dに取り組むエンジニアやゲームグラフィックスエンジンの開発に携わるエンジニア、AIシステム開発を行うエンジニアなどがいます。
eスポーツ業界で働くと言っても、いろいろなポジションがあるので、自分がどれを目指すかを決めて、それに合ったスキルを磨く必要があります。
eスポーツ業界で働くのに、特別な資格は必要ありませんが、プログラミングに関する高度な知識やスキルが必要なので、大学やプログラミングスクールで学ぶ必要があります。
スキルを証明するという目的で、資格を取ることもできます。目指せる資格には、Unity認定試験、CGエンジニア検定の他、情報処理技術者試験、C言語プログラミング能力検定試験などがあります。
eスポーツ業界は、グローバルな業界なので、英語に触れる機会も多いです。それで、英語力も身につけておくと良いでしょう。
仕事では、他のエンジニアと連携しながら働くので、コミュニケーション能力や協調性も必要です。
ゲーム開発の技術は、日に日に向上しているので、新しい技術を学ぼうとする積極的な姿勢も求められます。また、物事に主体的に取り組む姿勢、現状を分析して課題を見つけ、解決していく能力も必要です。